2015.12.03.



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蛍光灯・原則生産禁止へ:20年度以降!

LED普及目指す!
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 政府は11月26日、財界関係者らが参加した「官民対話」で、電力消費量の少ない発光ダイオード(LED)照明の利用を促すため、蛍光灯や白熱電球の生産や輸入の規制
を強化し、原則としてできなくする方針を示した。2020年度以降に、全ての照明
の供給をLEDにすることを目指す。
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 今後、詳細な制度設計づくりに入るが、LEDの価格はまだ高いなど課題もあるため、20年度をめどにしたLED使用の目標値の水準が、普及の鍵を握りそうだ。
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 政府は、30日からパリで開かれる国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)を前に、省エネへの取り組み姿勢を強調した形だ。
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 安倍晋三首相は、来年度から白熱灯に「省エネトップランナー方式」を適用する方針を明らかにした。政府は今後省エネルギー規制を進め、蛍光灯や白熱灯からLEDへの置き換えをめざす方針という。
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 政府は、温室効果ガスを2030年度までに2013年度比で26%削減する目標を決定している。最も省エネな照明器具とされるLEDへの買い替えが進むことは、温室効果ガスの排出量削減にとって重要な要素と考えられている。また、技術革新に頭打ち感がみられる蛍光灯に対し、LED電球は発光効率などにまだ大きな技術革新の余地があるとされており、規制にはLEDの研究開発をより本格的に促進する意味もありそうだ。
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近年生産が拡大されてきたLED照明だが、普及のネックになっているのは価格の高さだ。大手家電量販店では、白熱電球なら60Wで1個100円程度、電球形蛍光灯は300〜500円程度で買えるが、LED電球は約1000〜3000円程度と10倍程度の価格差がある。この初期費用の高さからか、2013年のLEDの一般への普及率は23%に留まっている(パナソニックの推計)。
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LED電球は、白熱灯の40倍、蛍光灯の4倍の寿命と言える。
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 LED照明と、蛍光灯や白熱灯どちらが得なのだろうか。経済産業省が2012年にまとめた資料では、毎日約5時間半ずつ使用した場合、LED電球のコストは、約5カ月で白熱電球を、約3年で電球型蛍光灯を逆転するとしている。この場合、LED電球の寿命は20年となるので、最大限使えば残りの17年間は電球形蛍光灯よりお得だという試算だ。
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