2015.11.02.



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中国:戦略石油備蓄・データを初公開!

第3期は2020年までに完成!
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最終的に90日分備蓄!
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 中国国家統計局は10月20日、戦略石油備蓄(SPR)のデータを初めて公表した。第1期備蓄基地の貯蔵量は石油消費量約9日分に相当する9100万バレルだと明らかにした。
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 習近平国家主席は20カ国・地域(G20)首脳会議で、石油備蓄データを定期的に公表すると表明していた。
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 統計局が公表したデータには第1期備蓄基地4カ・備蓄能力1400万トン(遼寧省大連・10万m3×30基、山東省青島市黄島・10万m3×32基、浙江省舟山・第1期10万m3×30基、第2期10万m3×20基、浙江省鎮海・第1期10万m3×16基、第2期10万m3×36基)が含まれているが、これよりも備蓄量が多い2期8カ所・2680万3(河北省唐山市、甘粛省蘭州、新疆ウイグル自治区ピチャン、重慶市などが有力視)および3期計画(重慶市万州区、海南省洋浦、河北省曾妃旬、甘粛省などを検討、2680万m3)については触れていない。国営メディアや政府系調査機関はこれまで、2・3期計画について一定の情報を明らかにしている。
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 第1期基地は2009年初めまでに容量分の備蓄が完了したと当時のエネルギー当局者が明らかにしていたが、統計局の発表によると、貯蔵量は9100万バレルと、備蓄容量1億0300万バレルの9割弱にとどまっている。
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 中国は現在、原油消費量の60%を輸入で賄っているが、将来的には、石油輸出国機構(OPEC)が基準としている純輸入量90日分を備蓄する体制を整える意向だ。
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 政府は19日に、貯蔵施設に対する民間からの投資を促すなどして、2期備蓄基地の建設を2020年までに完了する方針を明らかにしている。
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 業界関係者らによると、2期施設は1億7000万バレルの貯蔵が可能で、すでに原油の注入が始まっている。政府は、3期計画を2020年までに開始する意向を示している。
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 中国は5月初旬、貿易統計で4月の原油輸入量が前年同月比8.655増、前月比13%増の日量737万バレルで、過去最高となったことを明らかにした。輸出分を除外した純輸入量でも同726万バレルと、過去最高を記録した。1〜4月の原油輸入量は前年同期比7.8%増の同673万バレル。1〜3月では同33万500バレルが備蓄に回ったとされている。
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