2015.11.02.

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NY原油・3日続伸:製油所稼働率の上昇だが!



リグ稼働数は5年振り水準に!
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数カ月先に原油生産が減少する前兆!
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 10月28日のニューヨーク原油市場でウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は急反発し、8週間ぶりの大幅高。米製油所の稼働率上昇は整備・点検シーズンの終了示唆と受け止められ、原油の需要が高まるとの期待から買いが集まった
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 トータス・キャピタル・アドバイザーズ(カンザス州リーウッド) のマネジングディレクター兼ポートフォリオマネジャー、ロブ・サメル氏は電話取材に対し、「製油所稼働率のデータはメンテナンスの時期がそろそろ終了する兆しだと考えられる」と話す。「米国ではガソリンやディーゼル油、ジェット燃料に強い引き合いがある。

原油の在庫水準は高いものの、センチメントはやや変わりつつあるようだ」と述べた。
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 10月30日のニューヨーク原油市場でWTI先物は3日続伸。米国では原油安を理由に石油会社が生産への投資を抑えており、石油リグ(掘削装置)の稼働数は5年ぶりの水準に落ち込んだ。
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 シカゴのシニア市場アナリストは、「リグ稼働数が劇的に減少したのは数カ月先に原油生産が減少する前兆だ」と指摘。「原油産業の苦境を浮き彫りにする現象だ。市場の不振に企業がどう対応しているかがうかがわれる」と述べた。
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 10月の石油輸出国機構(OPEC)加盟国の原油生産量は増加したもよう。リビアとサウジアラビアが増産を率いた。
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 石油会社や生産業者、アナリストを対象に実施した調査によれば、OPEC加盟国の10月の産油量は日量7万4000バレル増の3221万1000バレル。前月はイラクとエクアドル、アラブ首長国の生産量推計の変更で日量8万9000バレル上方修正され、3213万7000バレルとなった。
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 OPEC最大の生産国、サウジアラビアの10月産油量は日量8万バレル増の1038万バレル。リビアも同8万バレル増えて43万バレルだった。
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