2015.10.21.



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欧州で親中派は英国だけに:習主席夫妻・ロンドン到着!

英原発に3割超出資!
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欧米への国産炉導入狙う!
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 英紙フィナンシャルタイムズ(電子版)は10月19日、フランス企業主導による英国内での原発建設計画で、中国が33・5%を出資し、数十億ポンドを負担する方針だと伝えた。巨額出資を契機に欧米初となる中国製原子炉を英国の別の新設原発に導入させる狙いがある。
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 原発への出資は訪英中の習近平国家主席による最大の商談案件と注目を集めており、21日に発表される見通しという。
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 原発は英南西部サマセット州ヒンクリーポイントに2025年に完成予定で、総投資額は240億ポンド(約4兆4千億円)と見込まれている。中国広核集団と中国核工業集団の国有2社が出資し、建設はフランス電力公社(EDF)が担う。
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 原発計画は資金繰りを理由に大幅に遅れていたが、中国の出資で大きく前進することになる。また此処でも金にものを言わせ主導権を狙っている。
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 国賓として英国を訪問する中国の習近平国家主席は19日夜、彭麗媛ポンリーユエン夫人と共にロンドンのヒースロー国際空港に到着した。20日から4日間、英国を国賓として訪問する。
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 20日にエリザベス女王の歓迎を受け、21日にキャメロン首相と首脳会談を行う。
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 キャメロン首相は習氏訪英を前に英中関係を「黄金時代」と表現し、両国は蜜月関係を演出している。習氏は20日から4日間の公式訪問中、議会演説のほか、バッキンガム宮殿での晩さん会、経済界の会合への出席などが予定されており、数々の経済協力に合意する見通しだ。
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 キャメロン首相ら政財界人との会談などを通じ、経済分野を中心に英中関係の緊密化を図るものとみられる。
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 今回の訪問では、英国内の原子力発電所や高速鉄道の建設で英中の協力が進展する可能性がある。中国政府が中国本土と香港以外で初めて、英国で人民元建て国債を発行する計画もある。
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 ただ、中国による強引な海洋進出や人権問題などを棚上げし、実利を最優先するかに見えるキャメロン政権の姿勢には、英メディアから批判の声が出ている。英ガーディアン紙は「法と人権の価値観を共有する国との友好関係の構築こそが英国の国益に最もかなう」と指摘。中国への過度な接近は、最大の同盟国・米国との関係を損なうとの懸念も出ている。
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