2015.10.15.



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旧兵庫県立近代美術館:預かり絵画騙し取られ・弁償2億円!

騙した画商は死亡!
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時効成立で弁済金・回収不能!
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 旧兵庫県立近代美術館(現・県立美術館王子分館、神戸市灘区)が預かっていた絵画50点が仲介役の画商(2006年に死亡)にだまし取られ、県が絵画の所有者に支払った約2億円について、債権の回収を断念していたことがわかった。
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 県教委によると、同美術館は1985年以降、東京都内で画廊を経営する男性画商の仲介で、大阪府内に住む女性から、小磯良平などの絵画108点の寄託を受けた。
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しかし、画商は90〜93年、女性が返還を求めているとうそをつき、偽造した預かり証を示して、50点を同館からだまし取った。
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 その後、画商が絵画を担保に金融機関から融資を受けたことが発覚し、女性は2001年、絵画の返還を求めて県を提訴。04年、金融機関に担保で残っていた32点を買い戻す費用として、県が女性に約2億円を支払うことで和解した。
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 一方、県は2億円を画商に支払うように求めたが、連絡が取れなくなり、06年にマレーシアで死亡したことが判明。民法上の時効も成立したため、県は今年3月に債権を放棄していた。
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 同館側は絵画を詐取された際、女性の真意や預かり証が本物かどうかを確認していなかったが、県教委は「当時は画商が仲介の手続きをすることは慣行であり、重大な過失はなかったと考えている」としている。
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