2015.09.30.



無料カウンター

五輪競技場3施設のDB:異業種JVで近く発注・東京都!

総合評価方式の技術提案型!
.
.
 東京都財務局は9月25日、2020年東京五輪競技会場のうち、
1.オリンピックアクアティクスセンター、
2.有明アリーナ、
3.海の森水上競技場の3施設の整備に適用する設計・施工一括(DB)発注方式の取扱いを公表した。
.
 発注方式は技術提案型総合評価方式を適用、乙型JVと甲型JVを組み合わせた異業種JVを結成することとした。発注案件の公表は金曜日の午前9時としており、近く公表する見通し。
.
 技術提案の審査に当たっては、技術提案書の提出者全員に対してヒアリングを実施する。低入札価格調査制度は適用せず、学識経験者の意見聴取などを経て落札者を決定する。
.
 分担施工型の乙型JVは、アクアティクスセンターと有明アリーナが建築工事、電気工事、空調工事、給排水衛生工事の4業種、海の森水上競技場は河川工事、水門門扉工事、ポンプ据付け工事、建築工事の4業種とする。
.
 業種ごとに編成する共同施工型の甲型JVについては、それぞれ最低構成数のみを指定する。また同じ異業種JV内での甲型JVの構成員は別の甲型JVの構成員になることはできない。
.
 工事が大規模のため、入札参加要件には一定程度の工事実績を設定する。
.
 一方で設計実績や配置予定技術者の実績については、技術提案での設計および施工の実施体制を総合的に評価することから、参加要件に設定しない。
.
 総合評価の技術提案では、
▽異業種JVのマネジメント・体制
▽特徴的な部分にかかる実施設計に関する取り組み(考え方、設計体制づくり)
▽特徴的な部分にかかる施工に関する取り組み(考え方、施工体制づくり、施工計画)
▽都民生活の環境に配慮した取り組み
▽中長期的な受発注者共通の課題(品確法対応)に関する現場での取り組み
 −−の中から案件ごとに課題を設定。基本設計の内容を前提として技術提案を求める。
.
 予定価格は、案件公表時に実施設計費を含んだ総額を公表する。内訳金額は公表しない方針だ。参加資格確認結果通知書を送付する前までに単価改定などがあり、かつ変動した単価を予定価格に反映する必要があると都が判断した場合は、「予定価格修正方式」を適用する。
.
 設計変更では、都と大会組織委員会での検討内容と施設整備内容の調整が契約締結後に必要となった場合、受注者は都との協議に応じる必要がある。契約内容に変更が生じる場合は設計変更の対象となる。
.
 都では、これら3件以降のDB発注方式を適用する工事は「現時点ではない」としている。
.
 アクアティクスセンターは五輪開催時に延べ5万7850u、座席数は約2万席とし、五輪後は延べ3万2920u、座席数約5000席に減築する。基本設計は山下設計が担当している。
.
 有明アリーナは延べ3万2170u、座席数は約1万2700席で五輪開催時は約1万5000席とする計画。基本設計は久米設計が担当。
.
 海の森水上競技場は延べ5890u程度の競技関連棟、延べ3590u程度の関連諸室棟などで構成する計画で、パシフィックコンサルタンツが基本設計を担当している。
.