2015.09.23.



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日露外相会談:北方領土平行線・返すつもりなし!

議題は平和条約締結だ・ラブロフ外相!
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北方領土協議10月8日に再開!
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 岸田文雄外相は9月21日夕、ロシアのラブロフ外相とモスクワの同国外務省で会談し、北方領土問題の進展に向け、中断している外務次官級協議を10月8日にモスクワで再開することで合意した。
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 プーチン大統領の年内来日の日程調整や、11月の20カ国・地域首脳会合などの場を利用し、首脳や外相の会談を重ねる方針も確認した。北方領土をめぐる認識は平行線で、ラブロフ氏は強硬姿勢を崩さなかった。
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 岸田氏は会談で、ロシア要人が北方四島に上陸したとして抗議した。ラブロフ氏は会談後の共同記者会見で「ロシア側は北方領土について協議していない。議題は平和条約締結だ」と述べた。
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 北方領土問題を巡っては、ラブロフ氏が解決済みとの認識を示したのに対し、岸田氏は北方四島の帰属の問題解決が必要と主張し、平行線をたどった。年内の実現に向けて調整してきたプーチン大統領の来日日程も決まらなかった。
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 北方四島の帰属の問題を巡り、ラブロフ氏が「戦後の歴史の現実を認めるべきだ」と主張したのに対し、岸田氏は「第二次世界大戦の結果だという議論は、日本側として認識に相違がある。だから平和条約が結ばれていない」と反論した。
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 安倍晋三首相とプーチン大統領の首脳会談に関しては、11月にトルコで開かれる主要20カ国・地域(G20)首脳会議やフィリピンであるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を例に挙げ、国際会議の場を活用して首脳・外相間の直接対話を継続することを確認した。
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 プーチン氏の年内来日を巡っては、ラブロフ氏は共同記者会見で「安倍首相の招待を受け入れた」としたものの、時期については「ホスト国(の日本)が決める前提だ。具体的な提案があれば検討する」と述べるにとどめた。
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 このほか会談では、岸田氏がラブロフ氏の来日を招請。ラブロフ氏は13年11月に初めて東京で開催された外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)の開催を提案した。
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北方領土問題が議題となることは認めつつも、譲歩を拒否する姿勢を会談前から鮮明にし、日本側を強く牽制した。
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 ロシアでは7月以降、メドベージェフ首相を含む閣僚が次々に北方領土を訪問。9月には外務次官が北方領土問題について「日本側と交渉しない」「70年前に解決済み」と述べるなど強硬な姿勢が続いている。今回の外相会談でも、日本側の抗議や反論は受け入れない考えとみられる。
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 ウクライナ問題などで、欧米の経済制裁が続く中、中国に急接近し「経済援助を望むプーチン」。その中で日本とも経済交流を強めたいが、中国にソッポを向かれたくないロシア。北方領土交渉というカードをチラつかせながら「心底は返すつもりもない交渉」を延々と続けるつもりのロシア。
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 中ロ北朝のカードは、実行する積りのないカードを日本の目に前でチラチラさせ、」自分たちに都合の良い条件がくるまでEEZ内でガス田の開発をしたり、北方領土内で軍備力増強や他国企業の入植を図ったり、拉致被害者を返すそぶりを見せたりとパフォーマンスに振り回されている。
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 日本も少しは汚い手を使う外交に舵を切る必要があるのではないか。
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