2015.09.23.



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役人根性・新国立:言い値だから下げられる!

設計・積算・予算・入札に乖離!
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見積もり軽視!
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 「白紙撤回」された新国立競技場を巡り、日本スポーツ振興センター(JSC)が2015年1月、総工費が3000億円を超えるとの見積もりを建設会社から伝えられながら、「ゼネコンの言い値だから下げられる」と判断していたことが分かった。
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 JSCから報告を受けた文部科学省も、「かなり粗い数字」として重要視していなかったことも判明。文科省の第三者委員会は8月24日に検証報告書をまとめ、こうした対応の遅れにも言及する見通し。
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 関係者によると、JSCは1月、施工予定者となった大成建設や竹中工務店から、当時の公表額(1625億円)の2倍近い3088億円との見積もりを初めて伝えられた。巨大アーチや開閉式屋根など特殊構造のため、資材調達や技術者の確保で総工費が膨らむとの内容だった。
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 ザハの設計を見て、JSCが要求したものより手が込んでいれば、予定額1625億円よりも高額になるということは当然わかるはず。しかし、役人の習性でゼネコン見積もりは叩けば値が下がると過去の習性が、今回も値下げ交渉で半値はいけると想像したはず。
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 叩けば下がるという叩き癖を、役人に思い込ませてきたのもゼネコン。東北大震災以降、各地の入札でも不調が続出する中、2〜3割の価格UPで妥協するだろうと思い込んできたのも各地の役人の思い。資材単価や人件費の高騰などを考慮しても、五輪のメイン会場を作るのだから、名誉な仕事のはず「関連継続」で見るなら、国立競技場は大成建設が施工しており、今回もメンツをかけて取りに来るのだから「安くても契約するはず」と踏んでいたのだろう。
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 蓋を開いてみても、値が投げられると錯覚をしていたJSC。大成、竹中が出来ないと突っぱねて初めてうろたえた。それでも、いつものように予算増額しても、何とかなるさと甘く見て1000億増額が、世間の総反撃を喰らい首相のパフォーマンスでご破算になった。
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 それでも、腹の中で「おれたちは悪くない」と涼しい顔で新プロポーざるを執行中である。
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