2015.09.06.



無料カウンター

佐川印刷元役員に逮捕状:海外滞在・帰国し次第拘束へ!

今年2月以降、連絡とれず!
.
.


 京都府に本社がある大手印刷会社「佐川印刷」の元役員がグループ会社の資金およそ80億円を不正に流用したとされる問題で、京都地方検察庁は、元役員がインターネットバンキングを通じて、このうちの4億円をだまし取った疑いが強まったとして逮捕状を取りました。元役員は現在、海外にいるとみられ、京都地検は帰国が確認できしだい逮捕する方針。
.
.

 佐川側は今年に入り資金回収を本格化。元役員の知人の経営コンサルタント会社が十数億円で買収した南丹市のゴルフ場運営会社の株式や、知人男性側が京都市内で所有する複数の事務所やマンションについて、仮差し押さえを京都地裁に申し立て、4月までに順次認められた。
.
 佐川側が仮差し押さえに乗り出した資産には、国内最高峰の自動車レース、全日本選手権フォーミュラ・ニッポン(FN)のシンガポール大会の主催者に名乗りを上げた知人男性(55)側の不動産も含まれている。元役員は内部調査で、大会の舞台となるサーキットの運営など男性側の事業に約54億円を不正流用したことを認めたが、レース自体はサーキットの未完成などを理由に中止された。
.


 元役員は報告書で「銀行印をひそかに押印することができたので、他の役員らに発覚することなく出金した」と手口を説明。
.
 登記簿によると、元役員は京都市内の一戸建て住宅に居住していたが、流用疑惑の発覚で今年1月に取締役を辞任して以降、近所でも姿を見せることはないという。
.
 グループ幹部は元役員の所在について「分からない。海外にいるかもしれないと聞いた」と説明。グループへの今後の影響については「(資金移動の)チェックができていなかった。痛手だ」と話した。
.


 捜査関係者によると、元役員は平成21年以降、インターネットバンキングを通じ、佐川印刷のグループ会社「エスピータック」(京都府亀岡市)の資金を詐取した疑いが持たれている。
.
 事件をめぐっては6月中旬、佐川側が刑事告訴したのを受け、地検が同月25日、元役員がシンガポールでレース事業などを展開していた知人男性(55)側の口座に対し、エ社の資金4億円を不正に出金した疑いで強制捜査に着手。京都市内の元役員の自宅や知人男性側の事務所などを一斉に家宅捜索していた。
.


 その後、地検は複数の関係者らから任意で事情を聴くなどし、元役員の刑事責任を追及できると判断。今月に入り、元役員の逮捕状を取得するとともに、国際海空港手配の手続きを取った。同手配により、元役員が空港や港で入国審査の手続きを受ければ、旅券などから手配対象であることがコンピューターで自動的に検知されるという。
.
 元役員の不正は今年1月、流用先の関係者から佐川側への情報提供で発覚した。元役員は直後の社内調査に対し、エ社の資金80億円超を外部に不正に流出させた事実を認め、取締役を辞任。2月下旬には東南アジアへ渡航し、連絡が取れなくなった。
.