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2015.08.22.



財政が持たなくなるのは軍備と老人対策!
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どちらも金が掛る!
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 高齢化社会にどう対処するか、が喫緊の課題であることについて彼我の差はない。中国とて同じこと、人口が多く、国土が広い分、軍備も兵隊の給与も老人化も国にとっては金のかかる話だ。加えて、がんの発生率も多く「扱い方を間違えると財政破綻」を招く要因となる。
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 いまさら指摘するまでもない問題かもしれないが、中国ではいま再び高齢化に関する話題がマスコミに取り上げる回数が多くなってきている。
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 きっかけは『第一財経日報』が7月22日付でサイトに流した記事〈国連が予測 今世紀半ばには中国の高齢者人口(60歳以上)は5億人に近づく〉である。
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 国連の予測はすでに2012年にも出されており、新味がある話ではないのだが、記事中では政府が発表した『中国老齢産業発展報告 2014』のなかで指摘されたいくつかの傾向と、同紙が主催して行われた(7月19日開催)シンポジウム「中国式の老人介護の行方」で出されたさまざまな指摘をもとに新たな分析を加えている。
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 記事では、業界の共通認識として中国の高齢化が「進行のスピートが速く」、「規模が大きく」、かつ「社会が十分に豊かになる前に高齢化が進行を始める」という頭の痛い三つの特徴があるということだ。
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 中国の高齢化問題が深刻であるのは世界共通の認識だし、その進行速度と規模も内外で見方はほぼ一致している。
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 中国の国家統計局予測でも、中国の高齢者人口は2014年末までに全人口の15.5%を占め、人口にして2億1200万人。2050年になると4億8000万人になり、全世界の高齢者人口の約25%までになるという。このころには中国の高齢者だけでアメリカの人口を上回とも予測される。
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 目下、中国社会が直面する問題はもっと深刻だ。
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 それが、現状すでに80歳以上の人口が2400万人に達し、高齢化人口の中の11%を占めており、日本流の後期高齢者の多くが、一人ぼっちにされている。
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 都市部において“独居老人”が54%となっていて、農村でも半数に近づいているというのだ。独居老人が社会不安の一因(若者が将来に望みを持たない)となることも考えられ、放置した場合、一人っ子政策が裏目に出る殺伐とした社会が現出すると見ても不思議ではない。
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中国:独居老人が急増:都市部では5割突破!