2015.08.19.



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空調業界:大手6社・内4社が受注伸ばす!

高砂熱学工業・赤字から黒字に転換!
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利益も好調な滑り出し!
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 空調大手6社の2016年3月期第1四半期(4−6月)決算が8月7日、出そろった。
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 先行きの業績指標となる受注高は、朝日工業社、三機工業、大気社、高砂熱学k工業の4社で増加。利益面でみると、大気社、ダイダンは営業利益を前年同期から大幅に増やしたほか、高砂熱学工業は営業利益を前年同期の赤字から黒字に転換させるなど、各社ともおおむね好調な滑り出しとなっている。
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 各社の受注工事高をみると、朝日工業社の設備工事事業の受注高は34.2%増の189億円となった。民間設備投資が堅調だった市場環境もあり、前年同期から増加した。利益面は、営業利益、経常利益、四半期純利益とも、いずれも前年同期から赤字幅を縮小させた。
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 三機工業の受注高は9.2%増の463億円。事業別の内訳をみると建築設備事業が2.0%減の366億円だった一方、機械システム事業が183.4%増の44億円、環境システム事業が49.7%増の48億円とけん引した。利益面は営業利益、経常利益、四半期純利益とも前年同期の赤字幅を大きく縮小させた。
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【受注高】につきましては、前年同期と比較して38億9千6百万円増加いたしました。また、売上高につきましても、前年同期と比較して16億6千9百万円の増収となりました。利益面につきましては、増収により営業損失、経常損失及び親会社株主に帰属する四半期純損失のいずれにつきましても前年同期と比較して改善いたしました。
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 新日本空調は17.1%減の180億円。内訳は一般空調工事が14.3%減の173億円、原子力施設空調工事が52.9%減の7億円だった。一般空調工事のうち海外は24億円で、433.1%の大幅増となっている。
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【配当修正を発表】
4月23日午前(11:00)に配当修正を発表。15年3月期の年間配当を従来計画の20円→25円(前の期は20円)に増額修正した。
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会社側からの【修正の理由】
 当社は、業績向上に向けて企業体質の強化を図るとともに、安定的かつ継続的に成果の還元を行うことを経営の重要課題としており、年間20円を基本に業績に応じた特別配当を実施していく方針としております。
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 大気社の受注高は46.6%増の629億円だった。同社の強みである海外が85.5%増の365億円と、全体の伸びにも寄与した。海外の塗装システム事業は157.5%増と大幅な増加で255億円となった。環境システム事業の産業空調部門も30.2%増の251億円と全体をけん引した格好となった。営業利益は100.4%増の15億円、経常利益は88.2%増の17億円、四半期純利益は46.5%増の9億円と好調さが際だった。
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【経営成績に関する説明】
 日本経済は、個人消費の持ち直しや円安による企業成績の改善に伴い、企業の設備投資の増加の動きがみられるなど、緩やかな回復基調で推移した。
 完成工事高は中国では減少し、タイなどで増加したことにより、410億6400万円(前年同期比4.9%増加)したことにより、629億4800万円(前年同期比46.6%増加)となった。
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 ダイダンは0.6%減の297億円と、ほぼ前年並みを確保。受注高の57%を占める空調工事は170億円で1.6%増だった。22%を占める水道衛生工事は64億円で1.9%増、21%の電気工事は61億円で8.5%減となった。一方、利益面では完成工事総利益が増加したことで、営業利益が272.8%と大幅増の9億円、経常利益は為替の差益もあり185.4%増の11億円と増加が目立った。
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【経営成績に関する説明】
 当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、良好な企業収益、雇用環境の改善及び個人消費にも持ち直しの兆しがみられ、緩やかな回復基調が持続いたしました。
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 建設業界におきましては、企業収益の改善に伴い、景気の好循環が作動しはじめるなかで、民間設備投資が本格回復すると期待されましたが、底堅くは推移するものの、力強さには欠けるものとなりました。
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 このような状況のもと、中期経営計画「新たな時代にチャレンジするダイダン」に基づき、受注と利益の確保に取り組んでまいりました結果、当第1四半期連結累計期間における業績は次のとおりとなりました。
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・受注工事高は、前年同四半期連結累計期間比187百万円減の29,704百万円。
・完成工事高は、前年同四半期連結累計期間比3,484百万円増の28,754百万円。
・完成工事総利益は、完成工事高の増加に加え、完成工事総利益率の改善により、前年同四半期連結累計期間比601百万円増の3,450百万円となりました。
・営業利益は、完成工事総利益が増加したことを受け、前年同四半期連結累計期間比698百万円増の954百万円となりました。
・経常利益は、営業利益の増加及び前年同四半期連結累計期間に生じた為替差損8百万円が、当第1四半期連結累計期間においては、為替差益23百万円に転じたこと等を受け、前年同四半期連結累計期間比747百万円増の1,150百万円となりました。
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 高砂熱学工業の受注高のうち、設備工事事業は8.4%増の623億円となった。産業設備が57.3%増となる215億円と好調だった。利益面をみると、営業利益が3億円、経常利益が10億円、四半期純利益が6億円といずれも黒字に転換した。
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【経営成績】
受注高当第1四半期連結累計期間の受注高は、前年同四半期連結累計期間(以下「前年同四半期」といいます。)を10.7%上回る595億69百万円となりました。
一般設備は前年同四半期を44.3%上回る438億58百万円、産業設備は前年同四半期を37.4%下回る137億12百万円となった結果、設備工事事業は前年同四半期を10.1%上回る575億71百万円となりました。設備機器の製造・販売事業は、前年同四半期を34.0%上回る19億29百万円となりました。また、その他は、前年同四半期を2.6%下回る68百万円となりました。その構成比は、一般設備が73.6%、産業設備が23.0%、あわせた設備工事事業は96.6%、設備機器の製造・販売事業が3.3%、その他が0.1%であります。
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売上高
当第1四半期連結累計期間の売上高は、前年同四半期を8.7%上回る441億60百万円となりました。
一般設備は前年同四半期を3.6%上回る268億22百万円、産業設備は前年同四半期を18.3%上回る158億65百万円となった結果、設備工事事業は前年同四半期を8.6%上回る426億87百万円となりました。設備機器の製造・販売事業は、前年同四半期を10.0%上回る14億05百万円となりました。また、その他は、前年同四半期を2.6%下回る68百万円となりました。その構成比は、一般設備が60.8%、産業設備が35.9%、あわせた設備工事事業は96.7%、設備機器の製造・販売事業が3.2%、その他が0.1%であります。
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利益
当第1四半期連結累計期間の損益は、営業損失は8億67百万円(前年同四半期は営業損失23億11百万円)、経常損失は4億18百万円(前年同四半期は経常損失18億54百万円)、四半期純損失は7億63百万円(前年同四半期は四半期純損失11億90百万円)となりました。
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繰越高
当第1四半期連結会計期間末の繰越高は、前年同四半期連結会計期間末を16.3%上回る2,075億78百万円となりました。
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