2014.03.18.

アクセスカウンター


鹿島施工・欠陥マンション:グラン南青山高樹町・建替に!

設備用のスリーブが入ってない!

梁にも問題見つかる!

鹿島・関電工 費用は鹿島が負担!

建替えには3〜4年かかる!


 めったに起きない欠陥工事が「スーパーゼネコン鹿島」で起きている。どうも鹿島の体質は、頭でっかちで、基本を大事にしない会社のようだ。

 過去にも工期優先でビル施工中のミスを報告せず完成させたりした。

 その内容は、大阪市内で21階建てのビルを建設した際、鉄骨1本が横に6〜7cm傾いたのに、現場の工事事務所長がそのままビルを完成させていた。
2007から08年にかけてJR大阪駅近くの大阪市北区内で工事した際、地下1階から3階までわたす十数メートルの鉄骨のうち1本が、測量ミスのため傾いた。鹿島社員の工事事務所長はミスに気づいたが、工事を続行。3階より上につないだ別の鉄骨を逆方向に傾けて補正したという。設計会社に提出した資料には、設計図通りに完成したと記載していた。内部告発とみられる情報がインターネット上に流れ、鹿島は今年10月に調査を開始し、大阪市に報告した。鹿島本社の広報担当者は「施工ミスをして申し訳ない。工事事務所長を処分し、各支店が現場を監督する体制を強化する」と説明している。
市建築指導部は「鉄骨の傾きがわかった段階で安全性を確認すべきであり、問題だ」と指摘している。

 今回も手抜き・欠陥をネットの書き込みで発覚、挙句に異例の販売中止に追い込まれた。

 三菱地所レジデンスの販売で、東京・港区青山に建設中の超高級マンション「ザ・パークハウス グラン南青山高樹町」が、鹿島の工事の不具合が発覚して販売中止となり、3月に入り鹿島の全面建て替え工事で決着した。

 工事の不具合は「スリーブ」といわれる配管などが入る孔を梁・柱・壁のコンクリート型枠に事前に配置し、生コンを流し込むわけだが、図面指示の6000ヵ所のうち600ヵ所にスリーブを入れ忘れ配管できなくなっていた。施工は関電工であり、施工管理がどうなっていたのか、関係者は首を捻る。

 鹿島も関電工も、主任技術者をまともに配置していたのか、あるいは孫請けの技術者を自社技術者として看板に記入していたのだろう。

 官庁工事では施工管理台帳でチエックされるが、民間ではチエック体制が甘く、各セクションの主任が工程会議に臨む程度で、現場所長は細目に目が届いていない。

 施主の三菱地所も自社設計の三菱地所設計が監理することだからと安心していたのだろう。上手の手から水が漏れた。

 基本を蔑ろにすると、大変なことになるという見本が今回の欠陥工事だろう。

 86戸のうち、すでに83戸が契約済みで、三菱地所は引き渡しの中止にあたり、1月25日、26日に説明会を開催。お詫びして、欠陥が見つかった経緯などを説明した。手付金の返金などについても、「こちらから契約解除をいうような状況ではなく、手付金をお戻ししたうえで迷惑料として手付金の2倍をお支払する条件で、 合意解約をお願いしました」(三菱地所)と話す。

「億ション」だけに、手付金は1000万円を超える。これに迷惑料と実損分(仮住まいの家賃など)の一部が加算されるので、契約者には3000万円を下らない金額が支払われる。
 このマンションの施工を請け負ったのは鹿島 で、機械設備協力会社は関電工 、電気設備協力会社は浜野電設。

 三菱地所広報担当は、鹿島に損失を請求する方針を明らかにしたが、請求額はまだ決まっていないという。同社広報部の金森千佳氏によると、このマンションは販売価格が最高3億5000万円、最多価格帯で1億4000万円台。

 鹿島の広報部は「施工不具合により事業主や購入者に多大な迷惑を掛けており、深くお詫びする」などとコメント。また、「建て替えにより顧客に満足いただける建物を完成させることが施工主としての責務であると判断した」としている。

 三菱地所は今年に入り契約者に対し合意解約を要請、協議を進めてきた。これまでの調査の結果、壁や床の配管用貫通孔が施工されていなかったり、位置が間違っていたりする欠陥が判明。新たに梁にも問題が見つかった。是正には長期間を要すると判断したため、契約をいったん解除し、問題箇所の是正工事を行うか全てを建て替えるかなどの選択肢を検討していた。

 鹿島が建て替えをするにしても、完成前建物を全部取り壊し、同じものを再築するコストは100億円との見方もされている。

 三菱地所の担当者は今回の建て替えについて、同じ場所に住みたいなど契約者の多くが建て替えを希望したことから実施することを決定したと述べた。建て替えの費用についてはコメントしなかった。

 この建築現場は、周囲に住居や商業施設が立ち並ぶため、再築にはあらためて近隣の協力も必要となる。三菱地所によれば、工事は地中の基礎は残したまま、地下の駐車場や地上の建物を解体して建て替える予定。

 関電工の野本隆史広報担当は、今後の賠償や新たな負担については鹿島と「今後協議していく」とコメントしている。