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2010.10.05.

トンネル工事・人身事故:大成・鴻池JVを指名停止!

国道115号松ヶ房トンネル工事の人身事故!

東北地整・9月24日から1カ月!


 東北地方整備局は9月24日、同局発注の「国道115号松ヶ房トンネル工事」において作業員が落石により重傷事故を負ったとして、元請けの大成建設、鴻池組と1次下請けの成豊建設を各1ヶ月の指名停止処分に処した。


 事故は平成22年7月6日、トンネルを掘削中に鋼製支保工を立て込む前にコソク(浮石等をブレーカーにより取り除くこと)の実施状況を確認していた成豊建設の作業員に高さ2mから岩が剥落し背中に当たり、背骨を骨折したもの。

 作業手順では1次吹付け前の作業員の立ち入りを禁止しており、監視者は立ち入りを黙認していたという。また、コソク状況が不徹底だあったとして、大河原労働基準監督署から元請けと下請け共に是正勧告書が交付された。

 この件に関し、東北地方整備局は、元請けの大成建設と鴻池組の共同企業体と1次下請けの成豊建設の3社を9月24日より1ヶ月の指名停止に処した。

<有資格業者に対する指名停止措置について>
指名停止措置の概要

指名停止期間
平成22年 9月24日〜1カ月(平成22 年10 月23 日)

工事名
国道115号松ヶ房トンネル工事

指名停止措置業者名
大成・鴻池特定建設工事共同企業体
・成豊建設株式会社
・大成建設株式会社
・株式会社鴻池組


 平成22年7月6日、宮城県伊具郡丸森町地内、当地方整備局磐城国道事務所発注「国道115号松ヶ房トンネル工事」において、トンネル掘削中、鋼製支保工を建込む際に支障が生じる程度の凸部や、浮石等をブレーカーで除去する作業を実施し、確認のため、一次下請成豊建設(株)の作業員が除去箇所付近へ立ち入ったところ、高さ2mの位置から岩が剥落して作業員の背中に落下した。作業員は、第11胸椎椎体骨折の重傷を負った。

 当該事故は、作業手順で許可していない一次吹き付け前の掘削箇所付近へ立ち入ったこと、監視員が立ち入りを黙認していたことのほか、入念な浮き石等の除去がなされていなかったこと等、著しく安全管理を怠ったことが要因であり、大河原労働基準監督署から、元請である大成・鴻池特定建設工事共同企業体及び下請である成豊建設(株)に対し労働安全衛生法違反による是正勧告書が交付されている。

 上記のことは、「工事請負契約に係る指名停止等の措置要領」(以下「同要領」という。)及び「地方整備局(港湾空港関係)所掌の工事請負契約に係る指名停止等の措置要領」それぞれの別表第1第7号に該当する。また、建設コンサルタント業務等に関し「地方支分部局所掌の建設コンサルタント業務等請負契約に係る指名停止等の取扱いについて」により、物品等調達契約に関し「国土交通省所管の物品等調達契約に係る指名停止等の取扱いについて」により同要領の上記条項を準用して適用する。

 また、当該共同企業体の構成員である大成建設(株)及び(株)鴻池組について、同要領第2第2項を適用する。

 従って、本件については、1ヵ月の指名停止措置を行うものである。