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2008.08.18.
北海道・当別ダム:指名停止業者の入札参加!
鹿島・竹中土木・岩倉JV!
予定価格・99億8238万円!
落札率・90.66%!
7月29日に行われた入札には、計22社で構成する7JVが参加し、このうち5JVが道の指名停止処分中の11社を構成団体に含んでいた。
入札は価格と技術提案を基に判断する「総合評価方式」で行われ、鹿島などのJVは、入
札価格では7JV中、最高額の95億5千万円だったが、技術加算点で残りの6JVを上回
り、最終的に最も高い評価点だった。

北海道が計画する当別ダム(石狩管内当別町)本体工事の入札に官製談合事件などで指名停止処分中の業者が特例で参加した問題について、高橋はるみ知事は8月7日の記者会見で、特例措置を定める規定の見直しについて、「今はそこまで考えていない」と否定的な考えを示した。特例措置については道議会の与野党から「指名停止処分が形骸化する」と強く批判を浴びている。
道の事務処理要領では、一般競争入札などに指名停止期間中の業者が参加できないよう定める一方、「やむを得ない事由があり、知事の承認を受けたときはこの限りではない」と特例を規定する。
同様の特例規定は道のほか5都県しか設けておらず、その5都県では適用例がないことが分かっており、高橋知事は今回の特例措置について、「複数の技術提案をしてもらい、総合評価をする必要があった」と正当性を繰り返し主張した。
道は11日、特例措置として指名停止業者を参加させて7月末に行った、当別ダム(石狩
管内当別町)本体工事の一般競争入札の落札率が90・66%だったと公表した。9月開会
予定の定例道議会で、落札業者との契約案の議決を経て、着工となるが、今回の入札をめぐっては与野党から批判も出ており、なお論議を呼びそうだ。
道は、8日に落札業者「鹿島・竹中土木・岩倉建設JV」と仮契約を結んだことから、予
定価格(税抜き)も99億8238万円だったと発表した。
【入札結果】
鹿島・竹中土木・岩倉建設JV 90億5000万円 落札
清水・西松建設・荒井建設JV 90億2000万円
熊谷・佐藤工業・丸彦渡辺JV 88億4700万円
大成・奥村組・札建工業JV 87億5000万円
大林・錢高・オリエンタル白石JV 85億6700万円
戸田・株木・勇建設・山田組JV 85億5000万円
ハザマ・岩田地崎建設・伊藤組土建JV 85億3000万円
北海道開発局談合で指名停止 岩田地崎建設・伊藤組土建
労働安全衛生法違反で指名停止 ハザマ
東京都新都市建設公社談合で指名停止
清水建設・西松建設・大成建設・奥村組・大林組・錢高組・戸田建設・株木建設
落札した鹿島JVの入札価格は、90億5千万円と7JVで最も高額だったが、技術加算点も43・64点と高く、総合評価で1位となった。
最も入札価格が低かった「ハザマ・岩田地崎建設・伊藤組土建JV」は予定価格の85.45%だったが、技術加算点が低く次点となった。
今後、道道議会で契約案の議決を受けて本契約を行う。今回、特例を認めた道の判断に、5日の道議会建設委員会でも与野党から「処分の形骸化だ」と姿勢を問う声が出た。
指名停止業者以外のJVが落札したが、関係者からは「本当は指名停止業者を含むJVに落札させたかったのでは」と懐疑的な声もある。