2008.06.27.

ウナギ偽装:魚秀と神港魚類・刑事事件にせよ!

善意を装う「マルハの神港」!

神港魚類が商社2社に4千万円!


 中国産ウナギの偽装問題で、偽装ウナギを取り扱っていないのに取引があったように装っていた東京の商社2社に対し、計約4000万円が渡っていた。


     
 卸売会社「神港魚類(マルハニチロホールディングスの子会社」(神戸市)から「仕入れ代金」として振り込まれ、2社がそれぞれ扱ったと装った偽装ウナギの量に合わせて、「手数料」として受け取っていた。

 偽装ウナギはウナギ輸入販売会社「魚秀」(大阪市)と「神港魚類」の間で直接取引されたが、2社は架空の取引伝票を発行していた。


    
 08年2月ごろ、魚秀側から「帳簿上だけ取引の間に入ってほしい」と依頼されていたことがわかった。1社は、扱ったとした偽装ウナギ1kgにつき130円、他の1社には同20円、計約500万円「手数料」を受け取っていた。金は偽装ウナギが取引されていったかのように、神港魚類から1kg、150円。計約3800万円を受け取った。

 その後、この1社から別の1社に振り込まれたという。同省は、偽装ウナギの取引に伝票上、協力企業を入れることで発覚を遅らせた可能性もあると指摘している。

 現物を扱わない帳簿上の取引は「帳合(ちょうあい)」と呼ばれ、業界では広く行われているが、今回のように特定の業者同士が一つの品を売買する取引は極めて異例。商社2社は取引に介在するだけで計約4300万円もの利益を得ていた。


     
 農林水産省では、こうした不自然な取引が始まった時点で、神港魚類も、中国産を「愛知県三河一色産」と偽装した事実に気づいていた疑いがあるとみて調べている。

 介在した商社2社のうち1社の関係者によると、魚秀の非常勤役員が今年2月ごろ、「帳合」を持ちかけてきた。「帳簿上だけ神港魚類との取引の間に入ってほしい」と頼まれ、依頼に応じると、「ウナギのかば焼き」の名目で2通の明細書(計約7億7000万円分)が届き、その後、実際に商社の口座に神港魚類から明細書と同額の振り込みがあった。そこから手数料を差し引き、残りを都内の別の商社の口座に送金したという。この時、現物のかば焼きのやり取りはしていなかった。この関係者は「神港は大手なので信用した。偽装は知らなかった」と話している。

 同省によると、「帳合」はスーパーなどが支払い期日の異なる複数の業者から、多品目の商品を仕入れるような場合に行われている。複数の仕入れ先との間に仲介業者を1社介在させることで、取引先が一本化され、伝票類を一括管理できるメリットがある。しかし、神港魚類にとって今回の仕入れ先は魚秀だけで、仕入れている商品も、かば焼き1品目のみだった。


      
 帳簿上の取引だけで善意などというものはあり得ない。知っていての取引であるということは、詐欺の片棒を担いでいたということである。担当課長に1000万円を渡したり、1億円出すから被ってくれと頼まれたり、、、。この課長も女房に相談しなけりゃ決断できないようなのを雇用しているようでは、マルハの神港魚類もお終いだ。